売上や経費ってどれくらい?コンビニの利益率は?

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コンビニ経営をするにあたって、知っておきたい事項は多々あります。売上や収入の相場はどれくらいかといった、お金に関わることを始め、現場で働く際にはどんな点に注意すべきなのかも確認しておきたいところです。ここでは、コンビニ経営をするために知っておきたいポイントを紹介します。

1.コンビニの経営について

コンビニ経営では売上と利益を向上させ、経費を削減することを常に考えます。月々のお金の流れを見ていきましょう

1-1.コンビニの一ヶ月あたりの売上

1日の売上平均は一般的に、50〜70万円と言われています。もちろん立地条件、お店の大きさによって売上は異なりますが、一ヶ月で約1,500万円~2,000万円と考えられるでしょう。

<コンビニ各社の平均日販>
セブンイレブン・・・567,000円
ローソン・・・520,000円
ファミリーマート・・・536,000円

1-2.コンビニの一ヶ月あたりの経費

コンビニ経営にかかる経費は一般の企業と同じで、原価とロイヤリティ店営業費の3つに分かれます。原価は商品の仕入にかかる経費で、商品化価格の7割程度のものが多いです。したがって売上の約3割が粗利と考えられます。コンビニ本部に支払うロイヤリティは売上から原価を差し引いた、総荒利益高の金額に応じて支払います。店営業費は人件費や光熱費、見切り処分品、消耗品など運営に関わる様々な費用のことです。下記の収益モデルの一例を参考にしていただければと思います。

収益モデルケースの例

コンビニ本部・・・ローソン
契約タイプ・・・コンビニ本部が土地・建物を用意した契約
1ヶ月の売上・・・1,500万円

①総荒利益高
1,500万円(売上高)-1,030万円(原価=売上のおよそ68.7%)=469.5万円

②フランチャイジー収入
469.5万円(総荒利益高)-251.7万円(ロイヤリティ)=217.8万円(フランチャイジー収入)

③店利益
217.8万円-193.9(店営業費=人件費や光熱費など)+8.1万円(見切・処分品の一部負担)+12.8万円(光熱費の一部負担)=45.8万円(店利益)

1-3.コンビニの一ヶ月あたりの営業利益率

利益率は「利益金額÷売上金額×100=利益率」で算出されます。例えば、「売上1500万円で仕入原価が売上の7割である1050万円、販売管理費が400万円」だとすると経費の合計は1450万円なので売上から差し引くと利益金額は50万円。利益率を計算すると以下のようになります。

50万円(利益金額)÷1500万円(売上金額)×100=3.333…(利益率)

契約プランや地域性による売れ筋商品の違いによって利益率は多少前後しますが、コンビニの営業利益率は2~5%程度と言われています。
つまり、経営をうまく行い、売上を増やし経費を削減することで5%の利益率を実現した場合、一ヶ月あたりの売上が1,500万円の売上で営業利益は75万円程度となります。店舗条件や多店舗経営などにより、年間2,000万円以上の収入を得ているオーナーもいます。

2.コンビニ経営が軌道に乗るまで

コンビニ開業には初期費用がかかるので一刻も早く回収して黒字転換したいところです。ではコンビニをオープンしてから、すぐに売上は伸びるものなのでしょうか?また、軌道に乗るまでにはどれくらい掛かるのでしょうか?

2-1.開店初月の売上は高いのか?

コンビニでの初月は、オープンに伴って多くのお客様が来店するケースもあれば、思ったように売上が伸びなかったというケースもあります。しかし、ほとんどの場合、初月は売上は伸びる傾向にあると考えて良いでしょう。

2-2.安定した売上が立つまでの期間

安定した売上が立つまでには、3ヶ月~6ヶ月はかかると見ていた方が良いかもしれません。初年度は苦労することも多いと思いますが、安定するまでは根気強く経営を続けることが秘訣といえるでしょう。

2-3.キャッシュフローはいつから改善するか?

キャッシュフローは、目安として売上が安定する3ヶ月~6ヶ月くらいから次第に改善してくると言われます。オープン時は資金繰りに苦労することがあるため、開業前に生活資金を加味したうえで準備をしておきましょう。

3.コンビニの利益率を上げていくには

コンビニの経営において、利益率の高い商品を取り入れ、販売することはとても重要な戦略の一つです。例えば、ファストフードは売上構成比の約3割を占め、利益率も高い商品です。来店数を増やす工夫と併せてファストフードなど利益率の高い商品を販売する戦略を考えることで利益率は向上します。

期間限定でメーカーの商品を安く仕入れることができる場合があり、利益率をUPさせていく手段も有効になるでしょう。

4.コンビニ経営の裏側

売上向上・利益向上や経費削減の施策を実現させるために、行わなくてはいけない日々の業務も多くあります。多くのお客様に利用してもらうために、スタッフの採用や教育も重要な業務です。

4-1.人事採用のポイント

スタッフを採用する際に抑えておきたいポイントは、真面目にコツコツとやれる人かどうかという点です。コンビニの場合、そこまで難しい作業はないため、飽きっぽい方にはあまり向いていないかもしれません。毎日実直に働ける人かどうかを面接や履歴書で見極めることもオーナーの仕事です。

4-2.スタッフとの関係構築

スタッフと関係を構築するためには、マニュアルも大切ですが、押し付けるような指示ではなく、一緒にお店を盛り上げていこうという思いのもと、丁寧に指導する事が大切です。
また、地域に密着した、「あの店員さんがいるからこのコンビニを使おう」と思われるような店舗づくりを目指しましょう。

4-3.コンビニ経営の1日

一般的なオーナーの1日を見てみましょう。
出勤後は朝礼、商品の陳列、鮮度のチェックなどを行います。その後、経営に関するミーティングを行い、営業活動などをすることもあります。一通りの業務を終えたら、店内のスタッフとコミュニケーションをとり、明日の計画を立てていきます。

まとめ

コンビニ経営したいと考えているのであれば、事前に情報収集をして計画を立てることが非常に重要です。今回紹介したのはあくまでも一例であり、コンビニ本部や契約プランによって異なります。自分がどのコンビニ本部に加盟し、どの契約プランが適しているかをしっかり見極めてコンビニ経営を成功させましょう。

各コンビニ本部の説明会に参加すれば、詳しい経費や最適な契約プランを知ることができるので、コンビニ経営をしたい方はまず説明会へ参加しましょう。

<全国のコンビニ説明会の情報はこちら>

by ゼロから始めるコンビニフランチャイズ

最終更新日: 2018年9月5日

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