不動産における業界とビジネスモデルの特長について

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不動産は購入・売却だけでなく、賃貸や管理などでも収益を上げることのできる幅広いフィールドを持つ業界です。情報を集め、お客さんのニーズと結びつけるのが仕事であるため、お客さんに提供するサービスそのものが商品になります。

1.不動産業界について

不動産における業界とは、開発・賃貸・流通・管理・投資という5つの事業領域によって取り巻かれ、運営されています。

1-1.不動産業界市場

近年の業界事情をみていきましょう。

平成17年から平成20年までは好調に推移していたのですが、平成20年秋の金融危機を発端に、不動産業界は低迷。オフィスの空室率が急上昇しました。平成20年から平成23年まで業界の規模は縮小しています。しかしその後、平成24年末に始動したアベノミクスや消費税増税前の駆け込み需要もあり、住宅・マンションの売上は好調になりました。

不動産業界の市場については、5つの事業領域で役割、活動が異なるため、それに合わせて得られる利益も変わってきます。多種多様なビジネスによって利益を上げられる可能性があるというのが不動産業界の大きな魅力です。

開発事業を行う事業者は、ディベロッパーとも呼ばれます。土地を購入し、施設を建設するなどしてその土地を開発します。そして、施設を販売したり、賃貸に出したりすることで利益を出します。

賃貸事業は、マンションやビルを所有し、企業や個人に貸し出すことで利益を上げます。

流通事業は、売り手と買い手の間に立ち、契約を成立させるところまで行い、仲介手数料を得ることで事業が成り立っています。

管理事業は、既存の建物をオーナーから委託されて、メンテナンスや清掃を行う事業です。

投資事業は、投資家から集めた資金で建物を購入し、運用します。その収益を投資家に分配します。投資家から得た手数料で利益を上げます。

1-2.不動産業界のビジネスモデル

ビジネスモデルについては、先に述べた5つの事業領域がある為、扱う不動産も多種多様です。そのためビジネスにおけるフィールドが幅広い点も不動産業のビジネスモデルについての大きな特長です。

また、今後「重要事項説明」のオンライン化や不動産取引そのものをオンライン化するなど、まだ実証実験の段階ではありますが、今後不動産取引がインターネットで完結する時代が近づいていると言えます。そのため、不動産ポータルサイトがそのまま仲介業を行うなど、不動産業界の各社はますますインターネットに力を入れることが想像できます。

by ゼロから始めるコンビニフランチャイズ

最終更新日: 2018年1月9日

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