コンビニの経営で重要な人件費について考えよう

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コンビニを経営するにあたって、人件費への意識はとても重要です。
通常はスタッフを雇用することから必要不可欠な費用でありますが、金額が決して小さくないだけに、コントロールが難しい、と感じるオーナーもいるようです。
できれば、可能な限り削りたいと思うのは自然なことですが、やみくもに人件費を削ってしまうことで、従業員のモチベーション低下や接客力の低下を招いてしまうこともあります。

1.人件費の管理について

人件費を上手に管理する方法や人件費の考え方をご紹介します。

1-1.人件費の管理法

一般的に「安定経営」と言われるレベルを維持するには、利益を出し続けることが必要と言われています。今より利益を出すために考えられる方法として、例えば人件費を下げることが挙げられます。
まずは、この人件費を下げることについて考えてみましょう。

結論としては、人件費を下げる、つまり賃金を減らすという方法をとるべきではない場合があります。単純に賃金を減らすのではなく、無駄をなくすということを考えましょう。
つまり人件費をしっかりと管理することが大事だということです。

まず、人件費にかかる予算をしっかりと設定します。
従業員が働く予定の時間内でシフトを作成したら、きっちりそのシフトを守ることが重要です。例えば、仕事の引継ぎをスムーズにすることで無駄な残業がなくなり、予算内に収まるようになります。また、シフトは一度作成したら終わりではなく、定期的に見直すことで、過剰な人件費を改善することができます。

コンビニに限ったことではありませんが、急な欠員に対応する方法も考えておく必要があります。
例えば、シフト作成の段階で時間帯ごとのチームを作り、リーダーを決めます。そのリーダーにシフト作成を任せます。リーダーにある程度任せることでチーム内の欠員が出た場合はリーダーが率先して欠員補充に動いてくれる場合があります。そうすることでオーナーの負担を減らすことにもつながります。急な欠員が出た場合にオーナー自ら補うのではなく、できるだけチーム内で調整するようにしてみましょう。

定期的にシフトが適正に作成・運用されているかを確認して、人件費の管理に役立てましょう。

1-2.人件費削減は禁じ手?

経営において利益を確保するのは簡単なことではありません。そのとき、支出の大きな部分を占める人件費を下げたいと考えるのは、間違ってはいません。前項で示したように予算に基づき無駄をなくすことで改善をはかることができます。ただし、従業員一人ひとりの賃金は下げるべきではありません。

もし賃金を下げたら優秀な人から辞めてしまう可能性が高くなります。また、続ける人も以前との比較で給与の満足度は変わるため、モチベーションの低下につながります。さらに、法律上の最低賃金を下回ったり、従業員の合意なしに賃金を下げたりすると法律違反となり、トラブルの元となります。
地域で将来にわたり愛される店舗となるためには、従業員の活躍が欠かせません。将来の集客や売上のためにも、日々の業務の見直しや従業員とのコミュニケーションを通じて適正に人件費をコントロールしていくことが大切でしょう。

by ゼロから始めるコンビニフランチャイズ

最終更新日: 2018年1月9日

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