飲食業のフランチャイズを知ろう


飲食業を含む、外食業について、まずは全体像から確認していきましょう。

まず、参入しているチェーン数は550と、小売業やサービス業と比べて最も多くなっています。
直近の動きとしては、大手ハンバーガーチェーンの売上減少がニュースでありましたが、その他のファーストフードや焼肉チェーンが好調で店舗数、売上ともに増加傾向にあったようです。
サービス業の市場規模を知ろう
※JFAフランチャイズチェーン統計調査2013年度(2013年4月から2014年3月)参照。
※店舗数は各チェーンの加盟店・直営店数の合計、売上高は加盟店・直営店の店舗末端売上高。
※CVS=コンビニエンスストアの略

飲食業のフランチャイズも小売業やサービス業と同じで、すでに体系化されたビジネスのノウハウを活用し、オーナーの時間も工数を最小に抑えた状態で、経営基盤を作っていける点は大きなメリットです。

もし、全て自分で準備する場合、メニューはもちろん、食材の仕入れ先、スタッフの教育、マニュアル作成、広告宣伝、在庫管理、売上管理、労務関係、経理処理、経営目標の作成と進捗管理など、挙げればきりが無いほど、決めることや作成するものが多く存在します。

飲食業でのフランチャイズにとって、最も大きなメリットとしては、料理人としての経験が無くても店舗を経営できる点にあるかもしれません。
飲食店を開業する場合は、料理人として修行を積み、一定の評価を得てから独立という流れが一般的ですが、フランチャイズの場合はレシピもマニュアルも揃っていますので、未経験から始めることが出来ます。

このように、フランチャイズに加盟することで、さまざまなメリットがあります。
一方で、消費者のニーズが多様化し、その対応が以前よりも難しくなっていることが挙げられます。
具体的には、同じ料理メニュー、同じサービスといったフランチャイズの飲食店は個性や特長がないとの声です。
同じメニューがどこでも食べられるのはメリットと捉えることも出来ますが、デメリットとして見られることもあります。

そのような中、多様化するニーズに対し、上手に対応している企業があります。

「餃子の王将」で知られる王将フードサービスは、本部で定めたメニュー以外に、各店舗がオリジナルメニューを提供することを認めています。餃子の王将はフランチャイズの中でも特に個性を重視する社風があり、今後別のフランチャイズでも、こういった取り組みが行われていくことが予想されます。

フランチャイズに加盟するメリットはたくさんありますが、フランチャイズ本部が、消費者のニーズを把握し、それに適したコンセプトを打ち出していなければ、長期的な人気を得ることは難しいという一面があります。

フランチャイズで独立を検討するなら、メリットを踏まえつつ、新しい展開、新しいコンセプトを展開し、現在の消費者のニーズを把握しようと努めている企業を選ぶことが重要と言えます。


by ゼロから始めるコンビニフランチャイズ

最終更新日: 2018年1月9日

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