飲食業の市場規模を知ろう


外食産業の市場規模は、1997年をピークに、2012年まで減り続けていました。
(農中総研 調査と情報 2015.5より参照)
高齢者が増えるにつれ、さらに外食産業の市場規模は減少すると言われています。このような背景もありますが、飲食店が減少しているのは、お客さんが少なくなったということの他、経営の難しさや後を継ぐ経営者がいない、といったことも要因です。

レストランや居酒屋などの飲食業の市場が減少しているなか、これから拡大するであろうと予想される市場が宅配や惣菜といった産業です。

高齢になれば、外食するよりも家で食事をする傾向が高くなります。足腰が弱まり、外出するのも億劫になれば、家まで届けてくれる宅配は便利なものです。
また、「経済的な理由から外食は頻繁にできないし、家で料理をするのも面倒」「体力的に無理になる」といった高齢者が増えたことで、手間をかけずに、すぐに食べられる惣菜を買い求めるケースが増えてきているようです。また、デパートの地下の食品売場が賑わっていることからも分かるように、惣菜は高齢者だけでなく、仕事で忙しい人にとっても助かるものです。このような産業をターゲットとして経営を行っていくことも良いかもしれません。

一方で、飲食店の市場規模が減っているとしても、外食をする人は必ず存在します。ランチや飲み会、女子会、忘年会や新年会、クリスマスなどのイベント利用者がそれにあたるでしょう。

最近ニーズがある飲食店としては、健康を気にしている人やダイエットをしている人が安心して食べられるレストランです。野菜を多く使ったメニュー、添加物などを使用せず、無農薬で作られたオーガニック野菜の料理を出すレストランなどが人気を集めています。

選ばれる店舗になるには、他店舗との差別化が非常に大事です。惣菜が人気であれば、デリバリーやテイクアウトができるようにする、といったことも市場を拡大する方法の一つでしょう。
さらに、バンドやピアノの生演奏など、エンターテイメントを取り入れる、あるいはスタッフの調理姿を見せる、接客に工夫をするなどの方法を取り入れてみるのも、自分たちの店舗の強みを出すことに繋がり、高い利益を生み出す原動力となるでしょう。


by ゼロから始めるコンビニフランチャイズ

最終更新日: 2018年1月9日

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